オーストラリアの仕事②日本食レストラン(個人経営)の仕事
こんにちは。
藤中 眸(ふじなか ひとみ)です。
前回は日本食レストラン(グループ企業)について、時給や労働時間などご紹介しました。記事はこちら。
今回は、個人経営の日本食レストランで働いた時のことをご紹介します。
●応募方法
SMS(ショートメール)
サイトにSMSで連絡ください、と記載があったためSMSで応募しました。履歴書は添付していません。
ちなみに以前ご紹介した、日本語と英語の両方で文章を記載して応募しました。その記事はこちら。
●面接で聞かれたこと
電話面接でした。
SMSを送った日の夜、電話がかかってきました。
聞かれたことは、
○レストランで働いた経験はあるか
○英語力はどのくらいか
時給や労働時間などを伝えられ、明日から来れる?と採用されました。
ちなみに後程、採用の理由を教えてくれました。まず、日本語と英語の両方で連絡したこと。そして、電話での対応が良かったことでした。
ぜひ皆さんも、英語で連絡してアピールしてみてください!
●必要な英語力
★★★☆☆
1人でサーブをこなすため、グループ企業よりも英語力が必要。
●英語力の伸び
★☆☆☆☆
常連のお客様が多く、同じ話や同じメニュー、ジェスチャーのみで注文する人もいた。
同僚がいないため、他の人の接客から学ぶということができない。
●時給
15AUD
日本食レストランの中では高い時給だと思います。さらに手渡しでくれたので、TAXは引かれませんでした。
●待遇
まかないあり
●労働時間
ランチ 11:30~14:30
ディナー 17:30~21:00
こちらは、お店の営業時間です。
●労働人数
ランチ : 2人(私、オーナー)
ディナー : 3人(私、オーナー、バイトの女の子)
グループ企業の日本食レストランと明らかに違うのが、人数です。
●仕事内容(1日の流れ)
11:30 | 出勤 & 掃除 & 準備 |
12:00 | オープン & サーブ |
14:30 | 休憩(ランチ) |
17:00 | 準備 |
17:30 | オープン & サーブ |
21:00 | 掃除 & クローズ |
●良かったこと
○電話対応があり、英語で電話をとることへの恐怖がなくなった
○1人でサーブをするため、責任感を持って仕事ができる
○お客様が、素晴らしい接客だと誉めてくれた時が1番嬉しかった
○お客様がローカル(現地の人)で、みんな優しい人ばかりだった
○オーナーの機嫌が良い時は送迎してくれた
○オーナーの機嫌が良ければ、まかないが物凄く美味しい(お寿司を作ってくれたこともある)
○グループ企業よりは時給もチップも良かった
●良くなかったこと
○電話越しの英語が聞き取れず、オーナーに舌打ちされた(オーナーも日本人で、あまり英語はできない)
○常連のお客様が多く、メニューを聞かないことや説明することも少なかったため、英語力の伸びがほとんどなかった
○同僚の接客を聞くこともできないため、同様に英語力の伸びが少ない
○オーナーと2人しかいないため、若干のセクハラがあった
○オーナーの気分で、まかないが酷い時がある(残り物や焦げて失敗したものなど。また、米は自分で入れろ!と仏頂面で言われたのがこちら。)
○オーナーの気分で、仕事が減ったり増えたりする
○サーブが自分しかいないため、とにかく忙しかった
○とにかくオーナーの気分次第
まとめ
グループ企業の日本食レストランと違い、人数が少ないため、とにかく人間関係が大切でした。
オーナーの顔色がコロコロ代わるため、私には対処できませんでしたが、上手く対応が出来る人には、個人レストランのほうが稼げると思います。ただし、こちらのレストランはセクハラもあったため、絶対にオススメしません。また、従業員の入れ替わりも激しいようです。
はじめは電話対応に緊張しましたが、毎日対応すると慣れてきます。英語を聞き取ることはまだ難しいと感じますが、今では英語の電話に対して、怖いという感情はなくなりました。やらざるを得ない状況になれば、人間何でも出来るようになるものだと感じます。
せっかくのワーホリなので、ぜひ何にでも挑戦して失敗して学びましょう!ただし、やりたくないことに時間を使うのは無駄だと思います。皆さんも1年しかないワーホリを、楽しみましょう!