オーストラリアの仕事①日本食レストラン(グループ企業)
こんにちは
藤中 眸(ふじなか ひとみ)です。
オーストラリアのワーキングホリデービザでは、学校に通うことも、仕事をすることもできます。
私は色々な経験をしてみたいと思っていたことと、あまりお金を持ってこなかったため、すぐにでも仕事をしたいと思っていました。
今回は日本食レストラン(グループ企業)で働いた時の仕事内容や時給などをご紹介します。
まず英語力が皆無だったため、最初は日本食レストランの仕事を探しました。英語での面接が通らないと考えたためです。実際に、韓国人が経営している日本食居酒屋に面接に行きましたが、全て英語での会話だったため不採用でした。
そして最初にゲットした仕事が、グループ企業の日本食レストランの仕事でした。
●使用したサイト
cheers
●応募方法
メールで応募しました。
日本食レストランですが、英語の履歴書が必要でした。履歴書確認後、電話で面接の日程を伝えられました。
●面接で聞かれたこと
面接は日本語で、オーストラリアに住んでいる日本人女性でした。
○オーストラリアに来てどのくらい?
○英語力はどのくらい?
○語学学校には通っている?
○語学学校の期間はいつまで?
○長期(半年以上)で働ける?
○レストランで働いた経験はある?
必要な英語力
★☆☆☆☆
はじめは初級でも全く問題ありませんでした。ただし、接客英語を覚える必要があります。
英語力の伸び
★★☆☆☆
レストランでの注文の仕方などを、お客様から学ぶことができました。
注文を聞くことでリスニングができます。よくオススメのメニューや、この材料は何?など質問もされるため、説明する力もつきました。
●時給
11.5$
長く働けば時給はすぐ上がると説明されましたが、実際は上がりませんでした。
オーストラリアの最低時給は高いため15$で、日本円で約1500円です。しかし、日本食レストランで働いた場合、時給9~15$が普通です。日本食レストランで15$の場所もありますが、TAX(税金)が引かれるため手取りは少なくなります。
友達が働いていたお寿司やさんは、時給9$でTAXは引かれないそうでした。私が働いたところも、TAXは引かれませんでした。
●待遇
まかない付き
(シフトに寄りますが、ランチもディナーも両方ありました)
●労働時間
ランチ 9:00~15:00
ディナー 17:00~22:00
※スケジュールは日によって代わりました
●労働人数
キッチン 8~10人
ドリンカー 1人
ウェイター 5~8人
キャッシャー 1人
日本人と韓国人が半々、中国人が2人でした。
●仕事内容(1日の流れ)
ウェイターとドリンカーの場合
9:00 | 買い出し & 仕込み |
9:30 | 掃除 & 開店準備 |
10:00 | (ランチ開店) 接客 サーブ |
15:00 | ランチ(まかない) |
16:30 | 掃除 |
16:50 | ミーティング |
17:00 | (ディナー開店) 接客 サーブ |
22:00 | (閉店) 掃除 |
夜はまかないをタッパに入れて手渡してくれます。
●良かったこと
○レストランで使える英語を、現地のお客様から学ぶことができた(注文の仕方やオススメの聞き方など)
○英語力が皆無でも、海外で働くことができる
○まかないが美味しかった
○まかないがあるため、食費が浮く
○ドリンクを作るのが楽しかった
○メンバーがみんな優しくて、仲良しだった
○ミーティングが英語だった
○日本のレストランと違い、給料とチップが少しもらえた
●良くなかったこと
○行列ができるほどのお店だったため、毎日かなり忙しく、時給に見合わない労働だと頻繁に思った
○お盆がとにかく重い
○重いお盆を多く(1回のサーブで3つ)持つことや、スピードを要求されるため、肉体労働が厳しかった
○まかないが韓国料理の時もあり、私にはかなり辛かった
○夜のまかないを家に帰ってから食べるため、体重が増えた!笑
○ミーティングは英語だが、日本人が話す英語のため発音は微妙
○研修は日本語で、英語の接客に関する研修はほぼなかった(自分で勉強するしかない)
○同じ英語のフレーズしか使わないため、英語力の伸びが少ない
まとめ
ワーホリをする人の友人の中には、日本食レストランで働くのは意味がない、日本人と働いても英語力が上がらない、と言う人も多いです。
しかし私の場合は、お客様に現地人も多いため、英語を使って仕事はできたと思います。最初は英語がわからないため、注文の取り方、オススメのメニューの説明などを英語ですることが恐いと感じていました。しかし、毎日同じことを繰り返すと慣れて、リスニングもスムーズにできるようになりました。
日本では出来ない経験を積めたため、日本食レストランで働くことが全くの無駄だとは思いません。
ワーホリで英語初級の方は、まずお金と経験のために日本食レストランで働いてみるのはありだと思います。