TOEIC200点の女が海外ひとり旅した結果

習うより慣れろ‼︎TOEIC200点だけど、とりあえず海外で生活してみます。

シドニーのシェアハウス選びで大失敗した話。

皆さん、こんにちは。
藤中 眸(ふじなか ひとみ)です。

私は今、オーストラリアでワーキングホリデーをしています。シドニーでシェアハウスに住んでいましたが、大失敗しました。
かなりの怒りとショックだったので、注意喚起の意味も含めて記載しておくことにしました。



私が住んでいたのは、シドニーのシティで、かなり便利な中心地でした。立地がとても良くて気に入っていました。
高級マンションで、オートロック、ジム、BBQ付き、設備もとても綺麗でした。
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オーナーはオーストラリア人の男性(30代)、既婚者、シドニー出身です。
このオーナーは、シドニーの中心地に、いくつか部屋をもっています。自身もシティに住んでいると言っていました。しかし、いつも車で来ていたため、本当なのか不明です。
名乗っていた名前も、今となっては本名ではないと思います。

さて、まず1つ目の失敗はリビングシェアを選んだこと。
2畳ほどのスペースにマットレスとワードロープが置いてあるだけの簡素な造りで、とても部屋とはいえません。隣の部屋とは、薄いカーテンで仕切られているだけです。
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寝るだけなら問題ないのですが、プライバシーや快適さは皆無です。
例えば、夜遅くに仕事が終わって帰宅しても、他の人が寝ているため電気をつけられません。逆に、自分が寝ている時に電気をつけられたりすることもありました。(これはシェアルームでもあることですが。)
日本人は気を使って生活しますが、他の国籍の人たちはそんなことはありません。
また、リビングでご飯を食べるため、部屋にいても音や匂いが気になります。
とにかく、リビングシェアの部屋はシェアルームよりも休まらないです。
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2つ目はレントが高すぎること。かなり狭いリビングシェアなのに155$は、本当に高いと住んでから感じました。
なぜ契約したのか?と思いますよね。
この時は、いくつか部屋見学をして疲れてしまい、キレイだしいいや!と投げやりな気持ちで契約してしまいました。マンション自体はとてもキレイで、設備も整っていて、文句は1つもないんです。
部屋探しや物件見学は、慣れない英語での説明のため、とても疲れてしまうんです。また、早く部屋を決めて安心したい!という焦りもあります。そして、多少の妥協も大切だと思うんです。
これは日本でも同じだと思いますが、物件探しは焦らず探すことが大事だと実感しました。


3つ目は部屋のルールについてです。どの物件にも大抵ルールがあります。
しかし、私の物件は特にルールが多くありました。
例えば

  • 他人を部屋に入れてはいけない
  • インターホンには出てはいけない ←これには色々と理由がありました
  • 最低3ヶ月住まなければいけない
  • 夜12時以降はキッチンを使ってはいけない
  • 洗濯機の使用は8:00~22:00まで
  • お風呂の使用時間は25分
  • サマータイムはヘアードライヤーの使用禁止 ←サマータイムは料金が上がるため
  • もしルールを守らなければ100$の罰金

などなど。
さらに私の隣に住んでいた香港人が、何か小さなことでも不満があるとオーナーに訴えていたので、週1くらいでルールが増えていきました。

オーナーからは最初から部屋に誰も入れるな!とかなり厳しく言われていました。オーナーいわく、住人の安全を守るため、盗難防止のためなどと言われました。しかし本当の理由は、違法なシェアハウスを経営しているため、警察が来たら困るからです。
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4つ目は、このオーナーです。
彼はオーストラリア人で、何件かのシェアハウスの運営をしていました。
最初の契約時から、ちょっと変だとは思っていたのですが、本当に最悪でした。
たまたま日本人が住んでいたので、日本語で部屋のことを質問していたのですが、彼に止められてあまり多くは聞くことができませんでした。止められた時点で怪しいとは思いましたが、それよりも疲労が勝っていて契約してしまいました。
そして契約の話をしている時、なぜか手を握ってきました。完全なセクハラです。ちなみに彼はすでに結婚しています。

もちろん全員ではないですが、オーストラリア人は嘘つきや詐欺が多いです。この問題を話した後に、オーストラリア人の女友達から『オーストラリア人の男には本当に気を付けて!』と注意されました。特にシティに住んでいる人に変な人が多いそうです。
それから、オーストラリア人は時間を守りません。これはほとんどのオーストラリア人に当てはまります。このオーナーも時間には必ず遅れてきて、引っ越しの日に外で1時間も待たされました。
オーストラリア人のオーナーだからといって、決して安心しないでください。
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そして、最後の5つ目です。特に何も壊していませんし、ルールも破っていませんが、デポジットが返ってきませんでした。日本でいう敷金が返金されなかった、という問題と同じです。
実は、この問題はオーストラリアではよくある話です。たまにシェアハウスのサイトでも、目にしたことがありました。しかし、まさか自分が!という気持ちです。

デポジットは敷金と同じため、何か問題があれば返ってこないことはあります。しかし、もちろん部屋の何も壊してはいませんし、最後に掃除もしました。そこはオーナーも確認してOKと言われました。そのため、返さないというのは完全な違法です。

この件に関して、シドニーの警察に電話をしました。しかし、警察では個人のやり取りについて関与できないと言われ、何もしてはもらえませんでした。(ちなみに2ヶ所の警察に電話しましたが、同じ返答でした。)

私がまだ住んでいた時、オーナーから『○○(前の住人)が来ても部屋に入れるな』といったメールが数回来たことがありました。
退去時に、はじめてこの意味がわかりました。以前住んでいた人たちも、デポジットが返金されなかったのだと。
そして、インターホンに出てはいけない、部屋に入れてはいけない理由は、前の住人が来ることも困るからだと気づきました。

本当に、最低なオーナーにひっかかった自分が情けないです。
今後、私のような同じ失敗をする人が増えてほしくないので、皆さんも気を付けてくださいね。もちろんこれは、シドニーだけではないと思います。
皆さんのワーキングホリデー生活が、より良いものになりますように。